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前庭神経炎の症状
前庭神経炎は突然発症することが多く、症状としては次のようなものがあげられます。
●回転性のめまい
●眩暈による嘔吐・食欲不振・元気消失など自律神経障害
●眼振(眼球が一定リズムで一方向に流れる)
●斜頚(首をかしげているような状態)
●重力に対しバランスが取れない為、真っすぐ歩けない、立てない、転ぶなどの運動障害。
激しい症状は、通常2,3日で収まります。
めまいは回転性から横揺れや浮遊感、ふらつき、不安定感へと変化します。特に歩いた時や体を急に動かした時にはっきり表れるようになります。
前庭神経の機能が完全に回復すると完治する場合と、前庭神経の機能が完全に戻らない場合とがあります。
戻らない場合でも前庭代償により急な動作時以外の症状がほとんどなくなる場合があります。
若い人ほど完治する確率が高いといわれています。
完治するには少なくとも数カ月を必要とします。
特徴としては、聴覚に関する症状(難聴や耳鳴りなど)はまったくありません。
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